2020年10月17日

雨上がり後に眩しすぎる光が…!


17:17
17:29

朝から降り続いていた雨も夕方にはようやくあがった。
厚い雲に覆われていた上空もミルミルと雲がはけて、日没直前には部屋の中が眩しいくらいに!
平池は鏡面のようになっているが、上空は風があるのかどんどんと雲の流れに変化があった。

明日はまた少し温かくなるようですね。
ガーデニング日和かな…

では、また来週。。。(*^_^*)/








  
  • LINEで送る


Posted by 花葉逢 at 23:00Comments(0)花葉逢からの夕焼け

2020年10月01日

「シャドーボックス展」in 花葉逢ギャラリー 10/31(土)まで



作者からのコメント
名前も知らず作品を見た時、あまりの可愛らしさに自分でも作ってみたいと思い必死でお願いして教えてもらえる事になりました。
自分でも作れるようになったらカレンダーはもちろん、あらゆる絵を見ると作品が出来そう!という思いで楽しくなりました。
手抜きをしないことが第一。
昔とは違い時間がよりかかるようになりましたが、小さい作品でも楽しく作っていこうと思います。
この機会にぜひ作品展にお越しくださることを心よりお待ち致しております。 髙木千津る 






これ、いったいどうなってるの…???
と、おもわず作品を正面からだけではなく横から上からと覗きこんでしまうほど!!

細かい部分も緻密に重ねられていて半立体のようになっています。
この機会にぜひ近くで見てみてください!(^o^)/

                                      
1)「シャドウボックス(shadowbox)」とは

   これは 17世紀のフランスの上流階級のご婦人たちの間で生まれた一種の手芸であります。まず 好みの絵画の複製品の同じもの4~6枚を 部位に分け切り出します。 それを丸みを帯び実物に見えるように指で加工し 各部位を4~6枚かさねて 立体感のある構造物に仕上げ 現実世界に迫ろうというものです。

   古い時代の洋画の一つの特徴は 如何に実物そっくりに見えるように描くかであり この課題を 光の当たり方による明(光が当たった箇所)暗(光の当たりが少ない箇所 =shadow)の差で上手に描きだすことにより達成しようと苦心しました。またshadowには 鏡などに映った 「実物と見間違うばかりの映像」との意味合いもあります。 他方 シャドウボックスの額は 奥行きのある箱(box)が背後に付いています。 以上のshadowとbox両方を総合しますと 自分の好みの絵画の複製品を細かな部位に分け積み重ね 色々な技法の合わせ技で 現実と見間違えるような世界を 箱の中に作り出すという事であります。

2)シャドウボックスの歴史(フランス文化のアメリカ伝来と 米国での日本人駐在員の妻たちとの遭遇)
  
   上述のフランス上流階級の趣味は フランスのアメリカにおける植民地時代の二百数十年間で ルイジニア州などを通じて文化として伝播することとなります。移住者は 中流以下の者たちが多く そのため一般受けする日常生活に根差す作品が人気を博し それが文化となり定着することとなりました。

   一方 日本の国力は 池田総理大臣が「トランジスターのセイルスマン」と言われるようになり 1980年代にそのピークを迎えるまで急拡大しました。連れて 海外駐在員も急増し 文化面でも世界よりあらゆるものを日本に持ち込みました。 日本人駐在員の妻たちが アメリカより持ち込んだ手芸の一つが 「パン フラワー」であり 今回の「シャドウボックス」であります。その後 日本国内で 日本女性の伝統的日本美の付与とその追及及び額職人の職人芸が合わさり 一層洗練された手芸となり 訪日欧米人の日本訪問の記念品として珍重されております。 
 
3)日本におけるシャドウボックスの現状
   全国的な広がりは定かではありませんが 2000年頃にピークを迎え今は下降線を辿っています。 東京都内には 約1,000人の一級講師と言われる方々が 約2,000人の二級講師の方々の協力で 各種のクラスを運営中と言われています。       
 以上  



  
  • LINEで送る


Posted by 花葉逢 at 11:00Comments(0)貸しギャラリー